大学受験はゴールじゃない!

大学受験はゴールじゃない!入学後のビジョンを描く重要性


こんにちは、寺小屋義塾信州上田校です。

これまで、毎年たくさんの受験生と関わってきましたが、彼らが合格をつかみ取るまでの道のりは決して楽なものではありません。成績が伸び悩んだり、志望校の壁にぶつかったり、何度も挫折しそうになる姿を間近で見てきました。

そんな苦しい時期を乗り越えて、見事に合格を果たしていく生徒には、ある共通点があることに気づきました。

それは、「合格の、さらにその先」を具体的に描いているということです。

合格だけを目指す生徒と、ビジョンを持つ生徒の違い

指導経験から言えることですが、「とにかく合格したい」という一心で勉強している生徒と、「合格した大学で、こんなことを成し遂げたい」というビジョンを持つ生徒とでは、学習に向かう姿勢がまったく違います。

前者は、模試の点数や志望校判定に一喜一憂しやすく、少しでも成績が下がるとモチベーションを失いがちです。一方、後者は、たとえ結果が振るわなくても、「これは将来の目標に必要な力だ」と前向きにとらえ、粘り強く勉強を続けることができます。

なぜなら、彼らにとって目の前の勉強は、ただの「苦行」ではなく、「未来の自分を創るための投資」だからです。

たとえば、「将来、AI技術者になりたい」というビジョンがある生徒は、数学や物理が解けなくても、それを「目標への道のりで出会うべき壁」と捉え、乗り越えようとします。目の前の問題一つひとつが、将来の夢に繋がっていることを知っているのです。

ビジョンが、君を本当の「合格者」にする

大学受験の合格発表は、たしかに大きな達成感があります。しかし、それは決して終着点ではありません。合格は、君が本当の意味で学びを深め、成長するためのスタートラインです。

私たちは、皆さんにただ単に志望校に合格してほしいとは考えていません。合格の先にある、生き生きとした大学生活や、将来の夢を叶えるための土台づくりまで、一緒に見据えています。

もし今、勉強に疲れていたり、何のために頑張っているのかわからなくなったりしているなら、一度ペンを置いて、じっくりと自分自身に問いかけてみてください。

「合格した大学で、君は何をしたい?」

その答えこそが、君の背中を押してくれる、最大の原動力になるはずです。

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