共通テストで満点を狙う!「英語リーディング」の時間配分と速読のコツ

共通テストの英語リーディングは、配点が100点と高く、合否を左右する重要な科目です。しかし、問題量が多く、**「時間が足りない…」**と悩んでいる受験生は少なくありません。
ここでは、限られた時間で最大限の点数を取るための「時間配分の戦略」と、誰もが実践できる「速読のコツ」をお伝えします。
1. 時間配分の黄金ルール
共通テストの英語リーディングは、第1問から第6問まで、計60分で解答しなければなりません。すべての問題に同じ時間をかけるのではなく、難易度や配点に応じてメリハリをつけることが重要です。
大問 | 配点 | 目安時間 |
---|---|---|
第1問(広告・レビュー) | 10点 | 3分 |
第2問(図表・グラフ) | 15点 | 7分 |
第3問(長文) | 15点 | 10分 |
第4問(長文・図表) | 16点 | 10分 |
第5問(物語文) | 16点 | 10分 |
第6問(長文・比較) | 28点 | 20分 |
ポイント:
- 第1〜4問は比較的短時間で解ける問題が多いので、ここで時間を貯金する意識を持つ。
- 第5問と第6問は、文章量が多く、内容も複雑なため、時間を多めに確保しておく。特に第6問は配点が高いので、時間をかけてでも確実に得点したい。
2. 速読のコツ:ただ速く読むだけではダメ
速読というと「ただ速く読むこと」だと思われがちですが、そうではありません。共通テストで求められるのは、**「必要な情報を素早く見つけ出す力」**です。
コツ①:タイトルとリード文で全体像をつかむ
本文を読む前に、必ずタイトルやリード文、図表を先にチェックしましょう。文章全体のテーマや、何について書かれているのかを把握することで、頭の整理がつき、読むスピードが格段に上がります。
コツ②:「誰が・何を・どうした」を意識する
文章の主語、動詞、目的語といった**「骨組み」**を意識しながら読むと、文章の核となる情報を素早くキャッチできます。細かい修飾語や文法にこだわりすぎず、大まかな意味を捉える練習をしましょう。
コツ③:問題文を先に読む
長文を読み始める前に、先に問題文に目を通しておきましょう。
- 実践:
- 問いが何について聞いているのかを把握しておく。
- 「〇〇さんの主張は何か?」「△△の理由を答えよ」といった問いがあれば、その部分を意識して読む。
- 選択肢にも目を通しておくと、答えを探すヒントになります。
3. まとめ:本番で最高のパフォーマンスを
共通テスト英語リーディングで満点を狙うためには、日頃から「時間」と「効率」を意識した練習が欠かせません。
時間配分を意識して過去問を解くこと。 速読のコツを意識して問題演習を重ねること。
この2つを徹底することで、本番でも焦らず、自分の実力を最大限に発揮できるようになります。
寺小屋義塾では、共通テストの傾向を徹底的に分析し、時間内に効率良く得点するための実践的な指導を行っています。
一人で悩まず、ぜひ私たちに相談してください。
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