共通テスト「地理歴史」は暗記だけではダメ!高得点を取るための勉強法

共通テストの地理歴史は、旧センター試験と比べて**「初見の資料」「図表、地図」**を読み解く問題が増加しています。

単に年号や人名を暗記するだけでは、高得点を取ることは難しい時代になりました。ここでは、高得点を取るための具体的な学習法を解説します。

1. 「なぜ?」を常に意識する

地理歴史は「暗記科目」と思われがちですが、合格を左右するのは**「なぜその出来事が起こったのか」「その結果、何が起こったのか」**という、因果関係を理解することです。

歴史の学習戦略

  • **「時代の流れ」**を大まかに把握する。
  • 人物や出来事を、その時代の背景と結びつけて覚える。
  • 複数の出来事を時系列で整理し、ノートにまとめる。

地理の学習戦略

  • 「なぜその地域にその産業が発達したのか?」
  • 「なぜその地域で災害が多いのか?」

といった疑問を持ち、気候や地形、文化と結びつけて考える習慣をつける。

2. 資料や図表、地図の「読み解き力」を鍛える

共通テストの地理歴史では、文章問題だけでなく、資料や図表を読み解く問題が頻出します。

学習戦略

  • 教科書や資料集の図表やグラフを、本文と照らし合わせながら読み込む。
  • 過去問演習では、図や表のどの部分が解答の根拠になっているのかを、丁寧に確認する。
  • 地図問題では、地名だけでなく、その地形や気候も合わせて確認する。

3. 歴史と地理の「横断的学習」

歴史と地理は、一見異なる科目に見えますが、密接に関係しています。

例えば、「ある国の歴史的出来事」を学ぶ際に、その国の「地理的特徴」(山脈、川、海など)がどのように影響したのかを考えることで、より深い理解が得られます。

学習戦略

  • 世界史を学ぶ際には、その出来事が起こった場所を世界地図で確認する。
  • 日本史を学ぶ際には、地形図を参照し、合戦が起きた場所の地形や、交通の要所などを確認する。

まとめ:歴史も地理も「物語」として捉える

地理歴史は、ただの年号や地名の羅列ではありません。そこには、人々の営みや自然との関わりといった、壮大な**「物語」**が隠されています。

**「なぜ?」**を問い続け、物語を読み解くように学習することで、点数アップはもちろん、知的な好奇心も満たされます。

寺小屋義塾では、地理歴史を単なる暗記科目としてではなく、**「本物の教養」**として身につけるための指導を行っています。

一人で悩まず、ぜひ私たちに相談してください。

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