「最終確認ルーティン」3選【共通テスト本番直前】点数を落とさない!
共通テスト本番直前。多くの受験生は、この時期に「不安」から新しい参考書に手を出しがちです。
**しかし、直前期の目標は「点数を上乗せすること」ではなく、「点数を落とさないこと」**にシフトすべきです。
代ゼミの映像授業を通じて培った確かな知識を、本番でミスなく出し切るために、私たち寺小屋義塾の担当教官が指導している最終確認ルーティンをご紹介します。
この3つの習慣を実践し、最高の状態で試験に臨みましょう。

ルーティン1:失敗を断つ!「ケアレスミスリスト」の最終確認
ケアレスミスは、「実力不足」ではなく**「準備不足」**です。本番で最も怖いのは、いつものミスを繰り返すことです。
強化ポイント:具体的な行動をリスト化する
これまで模擬試験や過去問で犯したミスをまとめたリストを、**「知識」ではなく「行動」**に注目して最終確認します。
| ❌ 誤ったリスト(知識) | ✅ 正しいリスト(行動) |
|---|---|
| 数学で符号を間違えた | 途中の計算式に、必ず**符号の「赤丸チェック」**を入れる。 |
| 地理で「〜でないもの」を見落とした | 問題文の否定語に、必ず緑色の蛍光ペンで線を引く。 |
| 英語で選択肢を読み間違えた | 解答用紙にマークする直前に、問題番号とマーク番号が一致しているかを指差し確認する。 |
**したがって、単に「見直す」だけでなく、「ミスを防ぐための具体的な動作(ルーティン)」**を体に覚え込ませるために、このリストを本番前日に必ずチェックしましょう。
ルーティン2:最後の砦!「10分で終わる知識」の超短期記憶
直前期に覚えるべき知識は、**「試験開始直後に確認すべき、一瞬で忘れる可能性のあるもの」**に限定します。
強化ポイント:高頻度かつ高得点に直結する知識を絞る
ここで対象とすべきは、手間がかからず、答えが一つに決まる知識です。
- 古文・漢文: 必須の助動詞の活用と、**句法(反語・詠嘆・仮定)**のキーパターン。
- 理系科目: **物理・化学の必須公式(導出ではなく結果のみ)**や、生物の重要用語の定義。
- 社会科目: 頻出の年号や、紛らわしい人名・地名。
**つまり、**この知識をA4の紙1枚にまとめ、試験会場に向かう電車の中や休憩時間にサラッと確認するための「最終兵器」として活用します。**決して、**新しい単語や公式を覚えようとしてはいけません。
ルーティン3:不安を消す「時間配分の心理的リハーサル」
共通テストで最も点数を落とす原因の一つが**「時間切れ」です。直前期の過去問演習では、「満点を狙う」練習から「時間内に解き終える」**練習に切り替えます。
強化ポイント:捨て問と見直し時間を確定させる
本番同様の過去問演習を行い、以下の2つの時間管理の意思決定を訓練します。
① 「捨てる基準」の確定
- 練習: 各科目で「この問題は○分経ったら一旦飛ばす」という明確な基準を設けます。**たとえば、**数学IAで大問1問に10分以上かかりそうなら、潔く次の問題に移る練習をします。
② 「見直し時間」の確保
- 練習: どんなに時間がなくても、試験終了前の最後の3分間は見直し専用の時間として確保する訓練をします。**したがって、**この3分でルーティン1の「ケアレスミスリスト」を確認する動作までを、セットで練習しましょう。
このルーティンは、点数そのものではなく、時間と心理状態のコントロールを最適化するための訓練です。
まとめ:自信を持って本番の「主役」になろう
直前期の勉強は、自己肯定感を高めるためのものです。
この3つのルーティンは、あなたがこれまでに積み上げてきた努力を、確かな得点に変えるための技術です。不安を感じたら、それは**「まだ準備ができる」**というサインです。
私たち寺小屋義塾の担当教官は、あなたの**「ケアレスミスリスト」や「最終確認A4シート」**の作成をサポートし、万全の態勢で本番に送り出します。
▼【点数を落とさない最終調整】無料受験戦略相談に申し込む (本番で実力を出し切るための、個別の最終確認プランを一緒に作ります) [相談フォームはこちら]


